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子どもの落ち込みは医療の見地から観察

社会人が心の変調のために会社を辞めたりすることは、今では珍しくありません。
昔に比べて社会の進み方もせわしなく、ストレスがかかることも増えていますので、無理せず医療機関に相談するのが一番です。
また、子どもにもうつが現れることがありますが、子ども専門のメンタルクリニックなどで医療の力を借りたほうがいいでしょう。
というのは、親はつい自分のものさしで子どもを見るので、「そんな些細なことでうつになるわけがない」と考えてしまいがちだからです。
子どものうつの原因は多岐に渡り、例えば親を亡くしたり、大きな災害で避難生活を余儀なくされたりということでも発症します。
これなら理由が明確であり、大人にとっても十分深刻な理由であることから、治療も進みやすいです。
しかし、友人に何か言われたとか教師に叱られたなどといった、大人にとっては些細なことでもうつは発症します。
症状がひどければ下手に叱咤激励するよりも、専門の医療機関に行くのがおすすめです。

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